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【どうしてこんなに甘いのか?】長崎名物・桃カステラの謎を紐解くと、先人から継承された愛が…

管理者

桃カステラ

こんにちは。
土鍋です。

 

昨日、土鍋家では
ひな祭りをしました🎎

  

土鍋家の子どもたちは
手の込んだ料理を全くというほど
食べないため、
普段どおりの食卓でしたが
参照:『【誰か聞いて?】ぜんっぜん食べない子どもの話』

 
義父が恒例で送ってくれる
松翁軒の桃カステラを
デザートとして出しました。

 

おひな様

 

さて、この桃カステラ。
長崎県の名物なのですが、
みなさんはご存知でしょうか?


土鍋は夫と出会うまで
知りませんでした。

 

遡ること10数年前。
まだしおらしさの残る土鍋が、
初めて桃カステラをいただいた時。

第一印象は、
わぁ、カワイイ~
だったのですが。

 

食べてびっくり。
甘さの海に飲み込まれる。

 

桃カステラは、
カステラの上に
桃の砂糖細工が施してありまして。

その砂糖細工がとっても分厚い。
ザクッと歯が食い込むほど。笑

 

さらに、救い(?)
カステラ部分も
想像の2倍甘い。笑

 

何でこんなに甘いのか??
ずっと疑問だった訳なのですが。

急にその謎が解けたのです。

 

謎を解く出会いのカギはなんと。
今や土鍋が
お料理のバイブルにしている、

『美味しんぼ』に。
98巻『日本全県味巡り-長崎編-』


美味しんぼ98巻『日本全県味巡り-長崎編-』

 

その答えをざっくり説明しますと‥

長崎の「甘~い」ヒミツ


✔️ 長崎に砂糖が
  持ち込まれたのは
  江戸時代(1660年)
  ※松尾芭蕉16歳

✔️ 砂糖は当時の長崎の人たちに
  衝撃をもたらし「ご馳走」
  をに使われるように

✔️ 現代の長崎にも
  砂糖をたくさん使う=贅沢
 の考えが継承されている

 

長崎の砂糖たっぷり文化は、
おもてなしの心そのもの
だったというわけです。 

桃カステラもきっと、
先人たちが
子どもの成長に想いを込めて
作られたのですね。

 

ちなみに
味つけの甘さを
・長崎から近い(甘い)
・長崎から遠い(甘くない)

とする表現もあるようです。
(by『美味しんぼ98巻』)

 

この砂糖に込められたエピソードを
知ってから、
濃いめのブラックコーヒーか緑茶を
2杯用意して桃カステラを
ありがたーーーくいただくように。
 

義父は毎年、
「〇〇ちゃん(娘)と土鍋さんに」
と桃カステラを送ってくれます。

お義父さん、
毎年ありがとう♪

 

土鍋の宝物
美味しんぼコンプリート。


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チョコの桃カステラ♪


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おひな様

土鍋家でお雛様の処分問題勃発!
お雛様の行方は?』もどうぞ。

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土鍋ごはん
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主婦
2児の母。
カラダとココロに美味しい料理を作ります。
ゆるっとグルテンフリー&オーガニック生活。
小麦粉/卵/乳製品/白砂糖フリーのレシピや、日々を徒然に綴った『土鍋のひとりごと』を書いてます。
バイブルは『美味しんぼ』。
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